札幌とラベンダーの意外な関係性
夏の北海道といえば、ラベンダー。ラベンダーといえば富良野。
数多くのドラマが撮影され、印象に残っている方も多いのではないでしょうか。
実は、札幌もラベンダーと深い関わりがあります。
札幌市南区南沢では、昭和13年(1938年)に栽培実験が行われました。
昭和15年(1940年)に植栽、日本初の蒸留によるラベンダーオイル抽出に成功し本格的に植付けが開始されました。
ちなみに、上富良野地区では昭和23年(1948年)に委託栽培が開始しています。
富良野だけじゃない、札幌市内のラベンダースポット
ドライブしながら富良野へラベンダーを見に行くのも素敵な夏の思い出ですが、札幌市内でもラベンダーを観て、感じることも出来ます。
実は私たちの生活の近くに、ラベンダーを楽しめる場所があります。意外ですよね。
- 南沢神社
- 東海大学札幌キャンパス
- 幌見峠
ラベンダー発祥の地、南沢神社
札幌市南区南沢にある、札幌南沢神社。
その境内には、日本で初めて香料原料としてラベンダーが栽培されたこと記す記念碑があります。
栽培試験の結果、北海道が栽培には適地であることがわかり、16haほどのラベンダーを植えたそうです。
大戦が終わり、世の中が落ち着いてくるとラベンダー栽培は富良野地方などに広がっていきました。
北海道のラベンダー栽培における重要な地が札幌市にはあります。
東海大学札幌キャンパスのラベンダー畑
札幌市南区南沢にある、東海大学札幌キャンパス。
夏になると「建学祭」というお祭りが週末に実施されます。
YOSAKOIや花火などもあり、夏の訪れを感じることが出来るイベントですが、満開の時期を迎えるラベンダー畑も公開されます。
今年は7月13日(土)、14日(日)の二日間で開催されました。
幌見峠ラベンダー園
まるで富良野のような紫のじゅうたんが札幌市内でも見ることが出来ます。
1987年から少しずつ大きく広くなっており、今では約8000株あるそうです。
ラベンダー畑の向こうに札幌の街並みが一望でき、夜にはとても雰囲気のあるデートスポットになります。
空気が綺麗で都市の夜景も楽しめる札幌ならではの景色ですね。
北海道の短い夏を楽しむ
旅や思い出の計画を考えている時は楽しいですね。
たくさんの場所に訪れたいからこそ、札幌市内でも楽しめるラベンダーは魅力的ではないでしょうか。
大きく空気を吸い込んで、自然をたくさん感じて下さい。
札幌キャンパスの第17回「建学祭」を開催します | キャンパスニュース | 東海大学 - Tokai University